人が多いオフィスに滞在することが増えたので、自然と色んな人の所作が目に入るようになりました。
化粧室の洗面台にいる時、ふと気づいたのですが、
手を濡らす前に石鹸を付けている人がいる…
それも一人や二人じゃない。
幼少の頃、特に小学生の時、私は美化委員になったことがあり、人前で手の洗い方を披露しなければいけなかった際に、「手を濡らしてから石鹸をつける」と習った気がするのですが、
これはアップデートしなきゃいけないやつ?
それとも、簡略化などのただの習慣の変化?
ちょっと心配になったので「正しい手の洗い方」を調べてみました。
比較は必要なのでいくつか挙げてみます。
厚生労働省
引用/手洗い(PDF)(厚生労働省)
- 流水でよく手を濡らした後、石鹸をつけ、手のひらをよくこすります。
- 手の甲をのばすようにこすります。
- 指先・爪の間を念入りにこすります。
- 指の間を洗います。
- 親指と手のひらをねじり洗いします。
- 手首も忘れずに洗います。
国立成育医療研究センター
引用/正しい手洗い(手指衛生)の方法(国立成育医療研究センター)
- 水で手をぬらし、ハンドソープを取ります。手のひらをしっかりとこすり合わせて、十分に泡立てましょう。
- 手の甲をのばすように洗います。
- 指先・爪の内側を洗います。
- 指の間を洗います。
- 親指をねじりように洗いします。
- 手首も洗います。
- 流水で、よく洗い流します。
LION
引用/正しい手洗い・ うがい・消毒(キレイキレイ)
- 指輪や時計などははずします。
- まず流水で手を洗います。
- せっけんをつけてしっかり泡立てます。
- 手のひら、手の甲をこすり、指の間は両手を組むようにしてこすり合わせて洗います。
- 親指は、反対の手でねじるようにして洗います。
- 指先、爪の間は手のひらの上で指先をこするように洗います。
- 手首は、反対の手でねじるようにして洗います。
- 流水でせっけんと汚れを充分に洗い流します。
- 清潔な乾いたタオルで水分をしっかりとふき取ります。
今のところは、「濡らしてから石鹸をつける」で正しいようです。
では、乾いた手に石鹸を直接つけることはどうなってしまうんでしょう?
シャボン玉石けん
濡れた手は、乾いた手に比べて移動させる菌の量が多いことが分かっています。
引用/感染症対策に石けんを使った”手洗い”と目覚め歯磨き
株式会社マルキチ
ハンドソープは濡れた手に付けることによって
泡立ちが良くなり汚れや菌をしっかり落とすことができますし、
水の力でもある程度の汚れは落とすことが出来ます。
引用/マルキチあれこれ百科事典
ダメではないけど効果が薄いとされているようです。
ここは、「濡らしてから石鹼をつける」でOKなようです。
良い確認作業ができました。
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