iPS細胞研究が進みますように

山中先生が整形外科から医師をスタートさせ、関節リウマチ(私は関節リウマチ患者です)などの治療に携わっていたこと、そして完治せず苦しむ患者の様子を見て研究の道に入られたことを知りまして、

私はもう間に合わないけれど、支援することで、研究が進み、いつか関節リウマチや免疫異常の病が「完治」する日が来るのだと思うと、そこに意識を向けるのは重要なことに感じました。

そしてそもそもiPS細胞のことを「何だかよくわからないがすごいらしい」ぐらいの認識のままそれ以上触れようとして来なかった私が「少し調べてみよう」という気持ちになったのは、

「カズレーザーと学ぶ」の『血液のがんを克服!?CAR-T細胞療法』の回を視聴したからです。

この番組はいつも面白いんだよなあ~ぐらいの軽い気持ちで見てましたら、

苦労に苦労を重ね渡米し、CAR-T細胞療法という画期的な方法を見つけ日本に持ち帰れたにも関わらず、日本ではそれが認められず暗礁に乗り上げたというエピソードが登場しました。

日本はこれだから…と、見てるだけでも悔しくなったところ、

山中教授がiPS細胞でノーベル賞生理学・医学賞をとったことで、遺伝子治療の分野が注目され、国からの支援が始まり研究が進められることになったそうなのです。

直接的に支援にならなくても、他の研究への刺激になりチャンスになることもあるのだと気付きました。

私は現在関節リウマチの薬物治療を行っており、その注射の中身を調べた時に、番組中にも登場したT細胞のことを知りました。素人ながらに繋がりを感じました。

研究が形になり、治療を希望される方に快適に行き届くようになればと祈るばかりです。


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