お隣さん宅の育ち過ぎた大木が撤去されたのち、恐らくその大木の根っこと思われるものが我が家の庭木のふもとから見られた。
これを放っておくとアレになる―――。
お隣さん宅の育ち過ぎた大木は2階の高さをとうに超え、電柱をも脅かす高さになり、その大木を伝って生えていたツル科の何かが電柱から電線へと延びていた。あきらかに危険な状態だった。それは電力会社が対応してくれて大木は撤去されることになったらしい。
そんなことにはなりたくない…。
そんな時、マンション(私はマンション住まい)の定期剪定が入ることになった。
噂に聞くと、その時に要請すれば個人所有の植木も有料で伐採や剪定をしてくれるらしい。
とはいえ、ちょっと困ったことに、その植木屋さんは近所ではなく他県から来ており、営業時間も平日のみ17時までというところだったので、私は会社から電話でやり取りするしかなかった。
何度も来たことがある業者さんらしく、ウチに植わっている木がどれのことを指しているのか分かったようで、その木の剪定の依頼はスムーズだったんだけれども問題は、その根元に生えてる「元大木の木の根っこ」のこと。
大木がまだ生えてて「繋がってる」証明ができて危機感が伝わるならいいんだけど、お隣さんの大木はもうないのでどれを撤去して欲しいのか伝わらないかもという心配が。
一通り伝えると、申し出ている作業内容は理解してもらえたようだけれど、「実際当日に見てみてできるかできないか判断する、料金は請求書を入れておくから振り込んで」という返事が返ってきた。
心配しかない。
伐採当日に有休をとるか悩んだのだけど貴重な有休をこんなことで?という気持ちも働いてしまい、全幅でお願いすることになった。
当日。
帰宅して庭を見てビックリ。剪定もすごく雑で周りの植物も踏み荒らされており、肝心の木の根っこは健在。
え?
嘘でしょ?
これでガッツリ請求書だけ入ってたら頭にくる。
しばらく憤りが止まらなかったんだけど、剪定してもらった木はミカンの種類の木で、トゲが大きくて太くて固い。長靴とか貫通してしまう鋭さ。あれを自分で切って手入れして、一旦そこら辺に集めて、捨てる時にまたかき集めなくてはならないと考えたら、たしかに人に頼んで良かったと思えた。
でもやっぱり、根っこを取ってほしかった…。ちょっとこれは別対策を考えなくては。
次は立ち会ってお話ができる業者さんに頼もう。
いいお勉強になった。打ち合わせをしっかりできてないものが出来がいいわけないものね。
っつーか考えることばっかりね。ボーっとしてても都合のいいように進んだりしたりしないもんかな…( ;∀;)