謎の腹痛の正体

謎の腹痛

ずっと前から、「普段からじわっと痛い、時々ものすごく差し込む腹痛」に悩まされていました。

私は関節リウマチの他に子宮内膜症も患っており、処方薬を飲んでいるとはいえ痛みがゼロになるわけではないので、その痛みかもしれないと思っていました。その反面、いつもじわっと痛く月経周期と無関係なところに違和感があり、そうではないのかもしれないとも思っていました。

対策も特にないまま、鎮痛剤を飲む毎日が続いていました。

診察

ある日鎮痛剤も効かず、どうにも耐えられなくなり、かといって何科で受診をすればいいのかわからず、ひとまず腹痛だからと近所の内科が主のクリニックに行きました。

残念ながらそこでは原因が分からず、大きな病院で見てもらうようにと紹介状を受け取りました。膀胱炎ではないかということで紹介してもらったのか泌尿器科でした。

ここから長かったので少し省略いたしますと、

  1. 内科「流行りの胃腸炎ではない、膀胱炎ではないか」
  2. 泌尿器科「採血の数値も問題なし、CTを撮ったけど膀胱炎じゃない胃腸かもしれない」
  3. 消化器科「胃腸ではない、触診してみたところ骨かもしれない」
  4. 整形外科「レントゲンを撮ってみたところ骨折はしていない」
    診断

    結果、最後に辿り着いた整形外科で、

    恥骨結合に、腫れや乖離などの異常が起こっているという診断になりました。

    要は、関節リウマチが恥骨結合炎として現れたものだったようです。

    痛みが消えたわけではないですが、正体がわかり、ほっとしました。

    鎮痛剤と、骨盤ベルトを出してもらいました。

    感想

    病院に行ったら楽になる、とは思ってはいないけれど、原因を突き止めることも難しいことなんだと思い知った出来事でした。この結果を得るのに一日かかりました。

    行った病院が悪かったとも言えなくもないですが、お金も時間も有限ですので、患者の方も流されてばかりが嫌なら勉強が必要と感じました。

    また、行った場所それぞれで、「何がそんなに痛いのかわからない」という言われようで、まるで私が嘘をついているようなふうで、面倒そうに扱われてしまい(もちろん主観です。)悲しく思っていたのですが、整形外科で理由が分かり、「痛いですよね」と言ってもらえたのが嬉しくて涙が出そうでした。

    痛いのに信じてもらえない、助けてもらえないのはしんどいですね。

    総じて、これからの生活のやり方を考えさせられる一件でした。

    [追記] 後日、婦人科に行った際に、産後に恥骨結合炎になる方がいるという話も聞き、それは痛いものだと聞けたので、痛くて普通なんだと改めてほっとしました。

    [整形外科で出してもらった骨盤ベルト]


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